あつく 心に寄り添うリハビリテーション
1.一日の運動量を最大限にし、ADLの自立を第一に目指します。
各国のガイドラインで推奨されているように、身体活動の量を多くすることが、リハビリテーション病院としてまず大切なことと考えています。
その上で回復期リハビリテーション病棟としての使命である、在宅復帰とADLの自立を第一に目指します。
2.リハプログラムはADLの向上に直結するものとし、患者さまお一人おひとりの目標と難易度に応じて立案します。
(特殊手技や科学的根拠のない手技は用いません。)
マッサージ、ストレッチ、モビライゼーションや各種ファシリテーションテクニックなど、ADLの改善を目指す上で科学的根拠がないものは行いません。 私たちは、患者さまの目標と難易度に応じて科学的根拠がある「実用的な課題(ADL)を繰り返し練習すること」を実践します。
3.早期から積極的な反復練習を行い、廃用予防と機能回復、生活の質の向上に努めます。
一度や二度の練習では、動作の習熟には至りません。
楽な道のりではなく、疲労も蓄積することですが、そこを乗り越えながら繰り返し繰り返し練習を続けることでしか、日常生活動作の改善に必要な運動学習は成り立ちません。
4.退院後の生活をイメージし、院内外の多職種と連携します。また、最適な住宅改修や福祉用具を提案します。
退院先の環境でどのように過ごされるのか、食事は?トイレは?移動は?何かあったときの対応は?
早期からイメージをしながら普段の練習を進めていきます。
積極的にADLハウスも利用し、患者さまにもイメージして頂きその上で、ご本人・ご家族の希望もお聞きしながら、必要な支援を提案します。
5.接遇は笑顔と敬語を基本とし、わかりやすい言葉で対応します。いつも謙虚に患者さまの価値観に寄り添うような コミュニケーションを心がけます。
この人に任せておいたら大丈夫・・・そう思っていただけるコミュニケーションを心がけます。
笑顔と敬語はもちろんですが、丁寧な説明と謙虚な気持ちを忘れずに、リハビリテーションのお手伝いをさせて頂きます。